地産地消のすすめ~農業を趣味にしてしまおう~
食の不安が取りざたされて久しい昨今ですが、一体どこまで気をつけて、何を信じればいいのか、分からなくなっている方も多いのではないでしょうか。
いちばん簡単なのは、生産者の顔が見えるものを買うこと。
どこの誰がどうやって作ったのかも分からないものを安全と信じるのはなかなか難しいものです。
作ってくれた人が分かれば抱いている不安を聞くこともできますし、生産の過程が身近に感じられます。
「地産地消」と言いますが、それが自分の住む土地で作られたものであれば、より親しみがわきますし、流通のコストがかかっていないものはそのものの良し悪しに関わらず、えてしてお安く手に入るものです。
それをもっと推し進めて、自分で食べるものを自分で作れれば、それが一番安心で安全なのは、言うまでもありませんね。
そこで週末、趣味の一つとして農業に取り組んでみるのはいかがでしょう。
農業なんておじいさんの趣味だと思っていませんか? 最近では環境問題に興味のある学生から、節約に励む若者、食育に興味のあるお母さん、会社勤めで運動不足のお父さんまで、年齢を問わず農業に関心のある人が増えてきています。
キッチンで楽しめるコップ菜園、小さな鉢を育てるベランダ菜園、庭の片隅に自家菜園を作る人もいますが、注目したいのは市民農園。
これは、主に自治体や農家が、興味のある人に小規模の農地を貸しだすという制度。
わずかな値段で畑が借りられ、場合によっては農具の貸し出しもあったり、直接農家の方がきて指導してくれる場所も。
特に庭のない家が多い都内では年々人気が高まっていると聞きます。
手塩に育てた野菜たちが元気良く育っていく姿は感動的ですし、食卓に並んだ姿は、多少不恰好でも美しいものです。
もちろん味だって、スーパーで買うのとは全く違った、採れたて新鮮な野菜本来のものが楽しめます。
子供と一緒に取り組めば、苦手な野菜も自分で作ったものだという意識で喜んで食べてくれるかもしれません。
体を動かしたあとで食べる旬の味は格別。
農業を趣味にして、体にもお財布にも優しい食生活を送ってみるのはいかが?